目次
紹介・レビュー
ゲーム紹介
「東京喰種トーキョーグール」で有名な「石田スイ」先生原作の少年群像劇。パラメータを上げながら主演を目指す少年歌劇シミュレーションゲーム。友情努力勝利の少年漫画的な要素が主体だが、各キャラクターのルートに入れば軽い恋愛要素もある。男性が男性役、女性役を演じる「ユニヴェール歌劇学校」を舞台に、少女が少年を演じる。
- スポ根ものが好き
- スポ根要素を備えており、いわば文化系のスポ根。ハマること間違いなし。
- 演劇ものが好き
- 演劇もので劇中作が楽しめるのと同様、ゲームの中でクオリティの高い劇中作が楽しめる。
- ミュージカルが好き
- 歌も音楽も素晴らしく、ミュージカル作品としても仕上がっているため、ぜひ遊んで欲しい。
ゲームレビュー
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総評 | 良 (4.5/5) | 歌劇シミュレーションという新しいジャンルの中で最高の出来。ただし、2週目以降は周回数に比例して満足感は下降していく印象。 |
ストーリー | 良 (4/5) | 群像劇と書かれているとおり、各人物が日々葛藤し、個々の課題・チームとしての課題を解決していく様子が繊細に紡がれていてGood。 |
キャラクター | 良 (4/5) | キャラクターの個性が際立っており、未だに各キャラクターをイメージ再生できるくらい印象的だった。 |
グラフィック | 可 (3.5/5) | 漫画の表紙のような塗りで、ゲームの立ち絵・スチルとしては独特なため、一般的では無く、賛否両論か。 |
サウンド | 良 (4.5/5) | 劇中歌等最高だった。今も思わず口ずさんでしまうほど。歌劇というだけあって、各人物(あるいは演じる役)の心情が曲と重なる点も評価したい。 |
システム | 良 (4/5) | 操作は快適。既読スキップもしっかりしていて便利だったが、周回に時間がかかり過ぎるため、シーンスキップ等もあると良かった。また、リズムアクションはミニゲームのレベルを余裕で超えており、音ゲーとしてシンプルに面白い。 |
きっかけ・感想
購入したきっかけ
ミュージカル・演劇もの・東京喰種が全て好きであったため、一早く注目していた作品。演劇ものの作品はあっても、とりわけ歌劇ものと言うと中々無い。漫画にするには音声が無く、ドラマにするには膨大過ぎるため、実現出来るのはゲームだからこそかもしれない。新たなジャンルに期待感高く、発売当初に購入を決めた。
感想
東京喰種のイメージが強かったため、真逆の作風・設定に驚いた。本作は最高の舞台を作るため、夢のために、足掻き、乗り越えていく姿が繊細に描かれており、出来事に真摯に向き合う姿が心を熱くさせた。
また、本筋には関係無いが、個人的には根地先輩のシャツ(特に人物系)にも注目してほしい。本編中、最初は変なシャツだと怪訝な視線を送ってしまったのだが、意味が分かるとじわじわと来るものがあった。
スタートガイド
おすすめの順路
- 各キャラクタールート(パートナーと主役を目指すルート)⇒立花希佐ルート(攻略制限あり)の順で進める必要がある。
- 共通部分が長く、1週目が最も楽しめるため、興味のあるキャラクタールートから順に見ていくことを推奨したい。
- 周回は既読部分が増えて徐々にキツくなるため、サブキャラクターのイベントも平行して回収していきたい。
ワンポイント攻略
- キャラクタールートに入るには、パートナーとなりたい人物と交流し、関連するパラメータをあげること。
- リズムアクションは、難易度による影響は無いが、結果はシビアなため直前にセーブをしておきたい。
- リズムアクションの高難度が中々難しい。初見の場合は、撃沈する可能性が高いためクリア後等で挑むのが吉。
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